米ぬかクッキーと玄米クッキー
「米ぬか」とは、玄米を精米するときに出た、表皮と胚芽の茶色い部分のことです。この部分には、栄養素が豊富に含まれており、ダイエット効果が期待できる成分も含まれています。
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まず挙げられる成分は、ビタミンBやB2、ナイアシンなどの「ビタミンB群」です。ビタミンB群は、炭水化物やタンパク質、そして脂質の代謝を促進し、細胞を活発にさせるので、血管、皮膚、内臓を若々しくする働きがあります。効率的にエネルギーの代謝を行い、太りにくい体をつくるために、大切なビタミンなのです。
さらに、米ぬかに含まれる「ビタミンE」は、活性酸素による害を抑制し、細胞の老化を予防したり、動脈硬化やガンなどを防いだりする作用があります。また、血液の循環を良くし、自律神経の作用を調整するので、冷え性や更年期障害を改善させる効果もあります。
また、米ぬかには、「食物繊維」が豊富に含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えてくれる作用があり、便秘を改善したり、大腸ガンを予防したりするのに効果的です。ダイエットをしていると、食事の量が減るので、便秘になりやすくなります。便秘を悪化させると、体内に、腸内にある有毒物質が吸収されて、体調不良となったり、代謝が低下したりします。
ダイエットを考えている人で、便秘気味の人は、「米ぬかクッキー」がおすすめです、米ぬかに含まれる不溶性食物繊維は、消化に時間がかかり、水分を吸収すると大きく膨張します。そのため、米ぬかクッキーは、たっぷりの水分と一緒に食べれば、より満腹感が得られます。
玄米の栄養成分は、ほぼ米ぬかと同じです。違う点は、玄米は、白米の部分が残っているので、多くの「デンプン」が含まれていることです。「デンプンは太る」というイメージをもっている人も多いと思いますが、必ずしもそうとは言えません。
デンプンは、体の中で分解されると「ブドウ糖」に変わります。ブドウ糖は、私たちが活動するために必要となる、大切なエネルギー源です。そのために、摂りすぎなければ、体内に脂肪として蓄積されることはなく、熱エネルギーとなり、体外へ出ていくのです。
ダイエットだからと言って、全く炭水化物を摂らない人がいますが、そうすると、エネルギーが燃えないので、脂肪も燃焼しにくくなってしまします。カロリーの摂取量が減るので、一時的には体重が減るかもしれません。ところが、体は、わずかなエネルギー量で活動しなければならず、基礎代謝を下げようとするので、逆に太りやすくなってしまい、リバウンドすることになります。
玄米も炭水化物の仲間ですが、粒状であるために、消化・吸収されるのに時間がかかるので、急激に血糖値が上昇するのを防ぎ、インスリンの分泌を抑制します。インスリンは、糖類を脂肪に変えて、体内に蓄積させる作用をもつホルモンです。
したがって、インスリン分泌が少ない玄米は、太りにくい食品と言えるのです。そのため、玄米クッキーを作る場合は、早く消化してしまう細かい粉末状の玄米粉を使うのではなく、玄米をそのままミルサーなどで粗い粉末にして作りましょう。玄米クッキーの食べ方は、炭水化物が多めなので、2、3枚食事の前に食べて、主食を減らすようにしましょう。
では、「米ぬかクッキー」30個分の作り方を紹介します。このクッキーは1枚約35Kcalで、便秘気味の人におすすめです。
1、米ぬか50gと薄力粉100gは、振るい合わせておきます。別のボウルにマーガリン50gを入れて、ふんわりとなるまで泡立てます。そして、てんさい糖20gと溶き卵1個分を順に入れて混ぜます。このとき、てんさい糖と卵は、それぞれ3回に分けて加えます。
2、1のボウルに、振るった米ぬかと薄力粉を加え、さっくりと混ぜ合わせます。ポロポロの状態になり、粉っぽさがなくなったら、手でひとまとめにします。
3、めん棒を使って、2の生地を暑さ3mm程度に伸ばして、好みの型で抜いていきます。そして、180度に温めたオーブンで、約15分間焼けば出来上がりです。
次は、1枚約18Kcalの「玄米クッキー」30個分の作り方を紹介します。このクッキーは、太りにくく、やせやすい体になります。
1、玄米粉50gと薄力粉100gを振るい合わせて、オリーブ油小さじ2と塩小さじ1/4を加えて混ぜ合わせます。さらに、水50mlを加えて練り、生地を手でひとまとめにします。
2、まな板などに打ち粉をして、1の生地をその上に置き、めん棒を使って生地を暑さ2mm程度に伸ばします。
3、好みの型で抜いて、160度に熱したオーブンで、約20分間焼いたら完成です。
玄米粉は、できれば、玄米をミキサーなどで、粗い粉末状にして使用してください。
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